名古屋港水族館観察日記

タイマイ

★インド洋、大西洋、太平洋に生息
★動物食で、主にカイメンを食べる
★甲長53-114センチメートル 体重30-70キログラム
★南館・ウミガメ回遊水槽にて展示

タイマイは熱帯や亜熱帯にあるサンゴ礁が発達した海洋に生息しており、外洋に出ることはまれです。そのためダイバーに最もよく観察されている種だと言われています。タイマイの肉は食用とされることもあるのですが、なんとその卵は猛毒。大人を殺すほどの殺傷力があり、しかも解毒剤もなく、食べた人が中毒死してしまった例があります。


タイマイはするどいくちばしを持っており、それを使って上手にサンゴなどをかじりとりその奥にいるカイメンを食べるのだそうです。このタイマイの主食とも言えるカイメンですが、多くが毒性もしくは有害な化合物を含んでいます。タイマイの卵や肉に毒があるのはそのためでしょう。またカイメンはその体組織も硬い繊維で補強されているので、カイメンを食べる動物は非常にまれです。


タイマイといえばその美しい甲羅がべっ甲細工に用いられることで有名です。実際に同じウミガメ回遊水槽内にいるアカウミガメやアオウミガメと比べても、その甲羅はやっぱりきれいですぐに見分けられることと思います。名古屋港水族館では孵化にも何度か成功しているので、ラッキーですと赤ちゃんに出会えることもありますよ。


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