名古屋港水族館観察日記

ウリクラゲ

★世界各地
★同じ仲間のフウセンクラゲやカブトクラゲなどを食べる
★大きさは15cmほど
★南館・日本の海にて展示









キラキラの模様が光りながら動く様子がとてもきれいなウリクラゲ。この虹色に光って見える部分は小さな櫛板が光に反射しているからで、自身で発光しているわけではありません。形もウリそっくりで、脚もないし一般的なクラゲのように傘もないしどうやって泳ぐのか不思議に思っていたのですが、この櫛板が実は繊毛の集まりでそれを上手に動かして泳いでいるのだそうです。



このウリクラゲは同じ仲間のフウセンクラゲやカブトクラゲを食べます。普段は閉じているその口が獲物を見つけるとがばっと開き、するっと食べてしまうのだそうです。自分と同じくらいの大きさの獲物なら一飲み。自分よりも遥かに大きな獲物だとしても、ヒルのようにその体に貼りついて食べてしまうとか。ときには共食いすることもあるようで、食事後のウリクラゲはパンパンのまんまるになってしまうのだそうです。キラキラときれいな見かけによらず、結構獰猛な性質のようですね。



クラゲというと刺されるといったイメージがありますが、このウリクラゲは刺しません。毒も持ちません。一般的なミズクラゲやエチゼンクラゲなどの刺胞動物とは異なるグループとなり、有櫛動物と呼ばれるグループに入るものです。この有櫛動物と呼ばれる仲間のクラゲはみな体が光る構造になっており、その光り方や色の具合はそれぞれの種類のクラゲが生活している環境やエサなどによって適したようになっています。名古屋港水族館で展示されているものは、水族館すぐ前の海で採取されたものです。こんなにきらきらと不思議な光をはなつ生き物が、こんなに身近にいるだなんて驚きですよね。



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