名古屋港水族館観察日記

アカクラゲ

★日本近海の北海道以南に生息
★小魚など
★傘の大きさは直径20cm程 触手は長く伸ばすと2m
★南館・日本の海にて展示









傘に放射状の赤い縞模様のあるアカクラゲ。その触手は長く、泳いでいる姿はとても優雅に見えます。が、この長い触手にはかなり強い刺胞毒があり、刺されるとやけどににた強い痛みが走ります。この毒によってミミズ腫れや水ぶくれなどができたり、時には呼吸困難に陥り溺死した例もあるので要注意です。



また、このクラゲを乾燥させるとその毒をもつ刺糸が舞い上がって、くしゃみを引き起こします。そのため「ハクションクラゲ」と呼ばれることも。海岸などに打ち上げられたアカクラゲが乾燥して舞い上がり、実際にクシャミがとまらなくなってしまった、なんてことが今でも九州は熊本県ではしばしばあるのだそうです。かつては忍者などがこのクラゲを目潰しとして使っていたこともあり、かの有名な真田幸村も用いていたことからこのクラゲを「サナダクラゲ」と呼ぶ地域もあるそうです。



刺胞毒をもつこの触手は長く伸ばすと2mにもなりますが、とてもちぎれやすいものです。その本数は40本にもなるので、色のきれいさもあって泳ぐ姿はふわりふわりととてもいい感じ。そんな姿を水槽だけで見ているととても毒があるようには見えません。本州以南には普通に見られるこのクラゲ。汽水にも沖合にもいて身近なだけに、注意が必要ですね。時に波打ち際に打ち上げられたアカクラゲを子どもなどが触ったりしないように気をつけてくださいね。クラゲは死んでいても刺胞は生きていますので。

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