名古屋港水族館観察日記

マンボウ

★全世界の熱帯・温帯の海に広く分布
★クラゲや動物プランクトン 深海性のエビやイカなども食べる
★最大で全長3.3 m、体重2.3 t
★南館・日本の海・黒潮水槽にて展示








マイワシのトルネードを見ることができる大きな黒潮水槽のはじのほうに、マンボウたちは展示されています。見に行くと水槽向かって右端の下の方でぼやーんと漂っていることが多いので、あの場所がお気に入りのようです。なんとなくイメージとしては波に漂っているだけだと思っていたマンボウ、意外にしっかりと泳ぐのでへええと思いました。尾びれはないし、推進力を得るんだろうと思っていたのですが、小さな胸びれをふりふりしつつ体から上下に伸びた背びれ&尻びれを器用に動かして泳いでいました。



マンボウには尾びれはありません。普通の魚の尾びれにあたる部分の平たくなったヒレのような部分は、舵びれだとか橋尾だとか呼ばれるもので、背びれと尻びれの一部が変形したものです。それにしてもあのまるっこいルックス。見ているとこっちまでのんびり気分にさせてくれる癒し系ですよね。マンボウは波間にのんびりと浮かんでいるイメージだったのですが、実はその生息域は深海800mにまで及んでいて、水面にふわふわのんびり浮かんでいるのはほんの一部のことなのだそうです。



英語名ではオーシャンサンフィッシュ (ocean sunfish) と呼ばれるマンボウ。時折海面に体を横たえている姿が見られ、そのまるっこい姿がまるで太陽のようだということで、そのように呼ばれるようになったのだとか。なぜそんな体を横たえた状態で水面に浮かんでいるのかというのはいろいろな説があるようですが、体表につく寄生虫を鳥などに取ってもらうためだとか日光浴のためだとかいわれています。マンボウの体表面にはおびただしい数の寄生虫がおり、その寄生虫を振り落とすためかなんと勢い良く海面からジャンプすることもあるのだそうです。あののんびりした風貌のマンボウがジャンプだとは驚きですね。でもその着水の衝撃で死んでしまうことがあるらしく、なんともマンボウらしいというかなんというか。興味の付きない謎の魚です。




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