名古屋港水族館観察日記

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タテジマキンチャクダイ

CIMG8504.JPG★紅海・東アフリカ以東・インド・中部太平洋に広く分布。日本では相模湾以南に分布。主に南方のサンゴ礁域で生息
★雑食性。カイメン類やホヤ類、海藻などを食べる
★全長は約40センチ
南館・赤道の海にて展示







水族館などの定番の熱帯魚でもある、色のきれいなタテジマキンチャクダイ。


横縞の模様なのになぜにタテジマ?と思われた方。鋭いですね(笑)魚の模様は頭を上にした状態で見るもので、この魚も頭を上にすると模様が縦縞になります。そこでタテジマキンチャクダイと名付けられたようです。


エラの下には成魚・幼魚ともトゲを持ち、これはキンチャクダイ科の特徴の1つになっています。目の近くに走るおしゃれな濃い色のラインはおしゃれのためではなく、目線を悟られにくくするのに役立つのだそうです。気の荒い個体が多いため、他魚はもとより同種との混泳は注意が必要なようで、名古屋港水族館でも個別水槽に1匹だけで入れられていました。小さな水槽ですので観察はしやすいかもしれません。




CIMG8507.JPGこの魚の幼魚は別名「ウズマキ」とも呼ばれるのですが、見たことがありますか?
こちらがその幼魚。ぐるぐると入った模様が渦巻みたいに見えます。親とは全然模様が違ってますね。
成魚同士が激しく戦うことがあるためにその争いに巻き込まれないよう、幼魚は全然違う模様になっている説がよく言われているようですが他にも諸説あり、結局どれが正しいのかはよくわからないようです。
幼魚から成魚への模様の変化は12-15センチのころに現れるらしいです。一度その変化途中を見てみたいですね。




日本で捕獲されるものは黒潮に流されてきた幼魚がほとんどで、成魚はまず見られません。そしてその流されてきた幼魚たち、自然のもとでは日本の寒い冬を越せないのでみんな死んでしまうのだそうです。自然の摂理とはいえ、こんなにかわいい魚が死んでしまうというのは残念な気がしますね。


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